今日はパートナーのレッスンに参加。

今日はストローク。
スライスを徹底的に習います。

やっぱり正しいスライスは難しい。
身体の向き、打点、ラケットを出す高さ、スイング。
どれひとつ取っても今までのストロークとは全く異なるので
とーっても難しい。

たまに良い打点に入れるとスライスっぽくなるけど
ホントにたまーにしかない↓

フォアは何となく厚く当てられるようになった気がするけど
バックはラケットを高くセットした上で厚く当てるのが難しい。

もっとスライスは万能なショットと思ってたけど甘かった。
こんなに打点が違ったらフットワークが良くないと難しいね。
意外と打てる機会が限られるし…。
それか逆にずっとスライスで打つかのどっちかだね。

最後はゲーム。

決め球はアングルへ短く。フォアの逆クロスを練習。
逆さえつければそんなにハードヒットをしなくても
ポイントが取れることが分かったので、今度試合で試してみよう。

午後からは一気に風が強くなってレッスンは中止になったよう。
朝イチのレッスンで良かった。

今日は夕方から計画停電。
停電の前にお風呂もご飯も済ませてみた。
でも結局ここの地域は停電にはならなかった。
助かったー。せめてものお礼に停電風の我が家。
なるべく電気は使わず、今日は寒いのでまたもや２０時就寝です。

今日はいよいよシングルストーナメント。

しかし全く気持ちが乗らない。こんな気持ちで試合に出るのは初めてかも。
身体はむしろ調子が良いだけに残念。

待ちに入ることもなく呼ばれてすぐ試合。
ますます集中できないなー。

相手がリターンを取って試合開始。
一発目からロブ。あー、緩い人なのかー。
球が緩いことを除けば、決してやりづらい相手ではなかった。
ほぼ繋ぐだけ、甘い球も打ち込んで来ない。
フォアもバックも至って普通。

ただ拾うのが上手かったかな。
深く打ち込んでも返って来るのでなるべくアングルに打ち込むようにしたいけど
なかなかうまくいかないねー。

こっちの展開でゲームが進むものの最後が決めきれない。
いつも通りほぼ自滅。

ただ初めから思い入れがなかったのと
好きなようにノビノビやった感があったので負けてもスッキリ。

自分の得意な展開に持って行けたのでちょっと自信がついた。
後は決めの精度を上げて行こう。

大好きなＴさんが試合を少し見ていてくれてアドバイスをくれました。

打っていくことはいいことなので、それを軸にして展開を増やしていけばいい。
草トーに出て色々なタイプとやっていくとだんだん見えて来るとのことでした。

パートナーのサークルの方はみんな強くてすごくいい人ばかり。
他では完全否定な私のハイリスク・ローリターンなストロークも
否定することなく、それを活かすようにすすめてくれる。

対戦相手の方はジャッジがきれいだったのでストレスがなかったのかも。
ただいつもアウトにされているので、
またアウトかなと思って身体が止まってしまうようになってしまった。
ミスジャッジの弊害…。

終わった後に少し話をしたら、
私のストロークが嫌でほぼ当てて返すだけしかできなかったとのこと。
…確かに。逆にその当てて返すだけの球が嫌だったのよね、私。

打ち込んで来ない人にはガツガツ打つだけじゃなく、
それなりのスピードがある球が返ってくるように
こちらのペースを落としていくのも作戦かもしれないね。
まあ一番はチャンスボールを決める正確さだけど。

やっぱりシングルスは楽しいなぁ。
怪しげなボレーも１本決まったし。
自滅しないようにまたイチから練習していこう。


帰りはお墓参りへ。
お墓は無事だった。良かった。
みんなの無事と、タクシーに乗れたお礼をしました。

ここのお寺には犬が２匹います。

ハッピーはとても大人しく、あまり動かないので
イヌ嫌いのユキが唯一触れるワンちゃん。

大吉はとってもやんちゃ。
じゃれてくるのでたっぷり遊んであげました。
興奮しすぎて何度も大理石の床にゴツゴツ頭をぶつけてました。

とっても癒されました。ありがとう☆

命からがら逃げ帰った昨日。
夜中もエリアメールの不穏な着信音が鳴り響き
あまりよく眠れなかった。

楽しみにしていたスキーはあえなく中止。
…ということはシングルスの試合に出られちゃうじゃん！
不謹慎とは思いつつコートを予約。
余震で揺れつづける家からも脱出したかった。

さすがにコートはガラガラ。




ストロークの調子を軽く確認。
久々のわりに大丈夫そう。
サーブもまずまず。

久々のハードコートはめっきりやりづらくなった。
前は大好きなコートだったのにな。



夜は節電の為、２０時就寝です。

ドンっと突き上げるような振動とともにゆっくりと揺れ出した。

会社のビルは震度１でも震度３くらい揺れる。

どんどん揺れが激しくなる。
全くおさまらない。
もう座ってはいられないので机の下に避難。
揺れはますます大きくなる。書類が崩れ、引き出しは開き、
キャビネットからは中身が崩れ落ちて来る。

とうとう来たか…。死を覚悟しました。

２回目の地震の後、会社を飛び出ました。
みんなに止められましたが、一刻も早く家に帰りたかった。
こんなところで死にたくないと思ってしまった。

電車はもちろん不通。でも歩いているうちに再開すると思ってたけど甘かった。
明日になるかもしれないと駅員さんは言っていた。

とりあえず歩きながらタクシーを探そう。
…甘かった。いつもあんなにいる空車のタクシーが全くいない。
タクシー乗り場は１０人くらい並んでいる。
とりあえず歩こう。明るいうちに行ける所まで行かないと。
ラッシュになったらもっと大混乱する…。

学生が多いからかみんな結構あっけらかんとした感じ。
全く焦っている様子はない。

人を掻き分け、四ツ谷まで。
タクシーは全くつかまらない。携帯も不通になってしまった。

四ツ谷三丁目の取引先へ行ってタクシーを呼んでもらおう。
取引先の方は快く電話を貸してくれたがタクシー会社には繋がらず。
もう歩くしかないな。
取引先の方は会社に戻るように言ってくれたけど
どうしても早く家族に会いたい。
歩いて帰る私に親切にも地図をコピーしてくれました。

慶應病院ならタクシーが拾えるかな？
長蛇の列でした。

明治記念館だったらタクシーが拾えるかも。
全く空車がつかまらないとのことでした。

暗くなってきてとても肌寒くなってきた。
絶望の中歩いていると、乗客を降ろしているタクシーを発見。
走ってかけよると先に女性が乗り込もうとしていた。
『どちらまで行かれますか？』と聞くと奇遇にも祐天寺。
一緒に乗せてもらえないかと聞くと、快くＯＫしてくださる。
もうひとり女性も乗ってきた。

助かったー。涙が出そうだった。

ひとりでとっても不安だったので、３人になってとても心強い。
２人ともとても良い方だった。
特に一人の方は機転もきいて、落ち着いていてただものじゃないなといった感じ。
ホントに心強かった。

裏道を駆使したので都内はほとんど渋滞はなし。
しかし川崎市に入って停電して大渋滞。
信号も消えていたのでとても怖かった。
ここから結構時間がかかったけど歩いて帰るのは怖かったのでじっと我慢。

結局信濃町から４時間かかって帰宅。
とても歩ける距離ではなかった。

都心ほど大混乱はないので、みんなのほほんとしているのがちょっと悔しかった。
苦労して帰ってきたんだよー。

家についても余震が続いて生きた心地がしない。
でも会社ほど揺れないのでまだマシかな。

パートナーは帰宅を諦め宿泊。
無事なのは分かってるけど顔をみたい。

次の朝、無事合流。良かった。無事で。

会社のみんなは夜中に電車で帰った派と
会社に宿泊した派に別れたよう。
とてもじゃないけど余震が続く中あのビルにいる気にはならない。
みんなすごいなぁ。仕事をしていたみたい。

ニュースを見ると被害がどんどん増えていて悪夢を見ているよう。
両親の実家は小名浜。海のホントすぐ近く。
連絡も取れないし、安否も分からない…。